権利確定日 | 12月 |
優待の内容 |
半年以上継続保有株主
100株以上1,000株未満 2,000円相当の商品詰め合わせ
1,000株以上 6,000円相当の商品詰め合わせ |
公式サイト |
調味料業界でくくれば競合他社は沢山ありますが、ジャンルをケチャップに限定すれば、カゴメにDel Monte(キッコーマングループ)とHEINZを加えた三つ巴の状態です。ですからカゴメの業績は大崩れしないと思います。
カゴメは株主をファン株主と呼ぶことで有名です。優待の実施は自社製品認知の機会と捉えているようです。そのため優待品は各時期の新商品や注力商品などを贈ってくれます。
他所の上場企業では見かけない株主へのサービスとして株主10年記念品というイベントがあります。このイベントはカゴメ株を10年以上保有している株主に対して自社オリジナル商品を贈呈する内容になっています。
ここでカゴメの株価の推移を見てみましょう。2023年2月末から10年前に遡ってみると、2013年2月末は約175,000円でその10年後は約300,000円です。上昇率は約171.4%です。
この10年間に当然配当金と通常の優待品がもらえますから、黙ってホールドするだけで相当の経済的利益が得られる計算になります。NISAを始められる方はカゴメ株を投資対象に含めてもいいかもしれません。
新商品が入っていて世の中に先行している気分になります。味の好みは人それぞれだから新しさを重視したと考えられる優待の品々です。
最後にインカムゲインと株式購入のタイミングの話ですが、インカムゲインについては期末一括配当で優待は年2回もらえます。
購入の時期については、株価の動きは規則的で売買のタイミングの分かり易い銘柄です。逆日歩は6月12月ともに微々たるものでクロス取引をすればほぼ無傷で株主優待をもらえるでしょう。
2015年6月にカゴメの株主優待の権利を取りました。
トマトは好きだけどトマトジュースはあまり好きではない私にとって、カゴメの株主優待は、取りたいけど別に取らなくていいか、という位置づけでした。
今回は、あのユニークな商品群をまたもらいたくなったのと、カゴメ株を買う資金が出来たことで買ってみました。